| 名和 弓雄氏は鎧(甲冑)を以下の9種類にその仕組みから分類している。
1上代の板鎧
2上代の札鎧
3大鎧
4腹巻
5腹当
6胴丸
7二枚胴具足
8両引合具足
9五枚胴具足
である。 時代的な変遷で見ると鉄砲出現後はこの分類の7、8、9が主なものであろう。二枚胴は製作や着用を簡略化し、鉄砲を主力武器とす
る戦闘方法に合致したものであり、また西洋の甲冑の影響を受けた南蛮鎧が流行した。これは厚い鉄の中心に鎬を持たせ、弾丸や
槍を滑らせる設計である。同じ原理で表面を滑らかにした仏胴具足と言うものある。金属の胴は連尺胴と呼ばれる鉄板を横に並べ
上下に繋げた構造のものが主になって行く。 しかし火縄銃の弾丸は有効距離であれば如何なる甲冑・鎧・具足も打ち抜いてします威力があり、銃の前には無力なものであった
はずだが。(火縄銃の項参照)
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